ロボット掃除機を選ぶときに迷いやすいのが、「上位モデルを選ぶべきか、それとも十分な機能を備えたモデルでコストを抑えるべきか」という点です。
今回比較する「Plus 575コンボ+」と「Plus 505コンボ+」は、どちらも吸引掃除と水拭きに対応し、自動ゴミ回収やモップ洗浄までこなせる高性能モデルです。
一見すると似たシリーズに見えますが、実際には吸引性能、段差対応、モップ洗浄方式、本体サイズなど、使い勝手に直結する違いがいくつもあります。
この記事では、事前にインプットされたデータをもとに、2機種の共通点と違いを丁寧に整理しながら、それぞれがどんな家庭に向いているのかを詳しく解説します。
最後まで読むことで、スペック重視で選ぶべきか、コスパ重視で選ぶべきかがはっきり見えてくるはずです。
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『Plus 575コンボ+』『Plus 505コンボ+』の基本情報
まずは、2機種の立ち位置を整理しておきましょう。
『Plus 575コンボ+』は2026年5月15日に発売されたモデルで、比較対象の中では新しい世代にあたります。
吸引掃除、水拭き、自動ゴミ回収、自動給水、自動モップ洗浄、自動モップ乾燥まで対応しており、日常の床掃除をかなり高いレベルで自動化できるのが特長です。
さらに本体サイズが従来よりもかなりコンパクトに作られているため、ソファ下や家具の隙間など、入り込みにくい場所まで清掃範囲を広げやすい点も大きな魅力です。
一方の『Plus 505コンボ+』は2025年4月18日に発売されたモデルで、こちらも全自動ロボット掃除機として高い完成度を持っています。
吸引・水拭き・自動ゴミ回収・自動給水・自動モップ洗浄・自動モップ乾燥に対応しており、基本性能だけを見ると日常使いには十分すぎるほどの内容です。
両機種とも、単なるロボット掃除機ではなく、掃除後の後片付けまで含めて負担を減らしてくれるタイプです。
ただし、細かく見ていくと、『Plus 575コンボ+』はより高性能・高機能寄り、『Plus 505コンボ+』は必要な機能をしっかり押さえつつ価格とのバランスも意識しやすいモデル、という違いがあります。
また、吸引力の表記方法が異なる点にも注意が必要です。
『Plus 575コンボ+』は25,000Paという具体的な吸引圧で示されているのに対し、『Plus 505コンボ+』はルンバ105との比較による倍率表記になっています。
そのため、数字だけをそのまま横並びで比較するのではなく、製品の世代や位置づけを含めて判断することが大切です。
『Plus 575コンボ+』『Plus 505コンボ+』共通機能
この2機種は違いが注目されがちですが、まずは共通して備えている機能の充実ぶりを押さえておくと、どちらを選んでも満足しやすい理由が見えてきます。
共通する主なポイントは、延びるモップによる壁ぎわ清掃、SmartScrub、LiDARによるマッピング、カメラによる障害物認識、DirtDetect、カーペット検知、4パターンの掃除方式、音声アシスタント対応、アプリでのエリア指定、自動ゴミ回収、自動充電・自動再開、モップ自動洗浄、落下防止などです。
つまり、どちらを選んでも「掃除機がけだけできるロボット」ではありません。
部屋を把握しながら走行し、障害物を避け、必要に応じて吸引と水拭きを使い分け、終わった後のゴミ処理やモップケアまでまとめてこなしてくれる、かなり完成度の高い自動掃除システムと言えます。
ここからは、その中でも特に重要な共通機能を順番に見ていきます。
主な共通機能①水拭きモップ
『Plus 575コンボ+』『Plus 505コンボ+』は、どちらも2枚の回転モップを使って床を拭き上げる方式を採用しています。
単に濡れた布でなぞるだけではなく、圧力をかけながら回転させて拭くことで、皮脂汚れや食べこぼし跡のようなベタつきにも対応しやすくなっています。
さらに、壁ぎわに近づきやすい設計が取り入れられているため、部屋の中央だけきれいになって端に汚れが残る、というロボット掃除機にありがちな不満も軽減しやすいです。
日々の生活では、フローリングの表面に見えにくい薄い汚れが少しずつ蓄積していきます。
こうした汚れは掃除機だけでは取り切れないことが多いため、水拭き性能がしっかりしているかどうかは満足度に大きく関わります。
両機種とも、吸引だけでなく床のさっぱり感まで求める人に向いた構成になっています。

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主な共通機能②障害物回避
両モデルとも前面カメラを搭載し、障害物を認識して回避する仕組みを備えています。
コード類、靴下、小物、ペットまわりのものなど、床に置かれがちな障害物に対応しやすく、掃除中の立ち往生や巻き込みのリスクを減らせるのが強みです。
ロボット掃除機は便利でも、毎回床を完璧に片づけなければ使いにくいのでは意味がありません。
その点、この2機種は「多少物がある部屋でも任せやすい」という安心感があります。
特に、小さなお子さんがいる家庭や、ペット用品・充電ケーブルが床に出やすい家では、この障害物回避性能の価値がかなり高いです。
掃除のたびに事前準備へ時間を取られにくいことは、毎日使い続けるうえで想像以上に重要です。

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主な共通機能③DirtDetect
DirtDetectは、汚れのある場所を見つけると、その箇所をより丁寧に掃除する機能です。
前方の乾いた汚れや濡れた汚れを認識し、必要に応じて走行回数を増やして対応するため、ただ一度通り過ぎるだけの清掃よりも実用性が高くなります。
ロボット掃除機は「均一に掃除する」ことは得意でも、「ここだけ特に汚い」という状況には弱いと思われがちです。
しかし、この機能があることで、食卓の下やキッチン周辺など、汚れが出やすい場所に対してより適した動きが期待できます。
全体をまんべんなく掃除するだけでなく、汚れが目立つ場所へ重点的に対応できるのは、日常の使いやすさにつながるポイントです。
主な共通機能④掃除方式
両機種とも掃除方式は4パターンから選べます。
吸引のみ、水拭きのみ、吸引と水拭きの同時清掃、そして吸引した後に水拭きする方法です。
この選択肢があることで、部屋の状態や目的に合わせた使い分けがしやすくなります。
たとえば、ホコリ中心の日は吸引のみ、皮脂汚れや足跡が気になる日は吸引後に水拭き、軽い日常掃除なら同時清掃、といった形で柔軟に運用できます。
掃除の自由度が高いほど、「今日はどの設定が合うか」を選べるため、使い続けやすさが増します。
単に多機能なだけでなく、日々の生活に合わせて調整できる点が、両モデルの共通した強みです。
主な共通機能⑤エリア指定
専用アプリを使えば、部分清掃や進入禁止エリア、掃除する部屋の指定が可能です。
これにより、「今日はリビングだけ」「玄関マット周辺は避けたい」「ペットの食器周りには入ってほしくない」といった細かな調整ができます。
ロボット掃除機は便利でも、家の中のすべてを均一に掃除させたいわけではありません。
生活スタイルに合わせて動作範囲を決められる機能は、実用性を大きく高めます。
特に家具配置が複雑な家庭や、掃除させたくないエリアが明確にある家庭では、この設定機能があることでストレスがかなり減ります。
主な共通機能⑥カーペット対策
カーペットを認識すると、モップが自動で10mmリフトアップする機能も両機種に備わっています。
これにより、フローリングを水拭きした流れでカーペットに差しかかっても、濡れたモップをそのまま押しつけにくくなっています。
床材が混在する家では、この仕組みの有無が快適さを大きく左右します。
毎回ラグやマットを片づける必要があると、せっかくの自動掃除も手間が増えてしまいます。
その点、両モデルは複数の床面をまたぐ清掃を前提に設計されているため、フローリングとカーペットが混在する住環境でも使いやすいです。
主な共通機能⑦自動ゴミ回収
掃除機本体にたまったゴミを、充電ステーション内の紙パックへ自動で回収できる点も大きな共通点です。
これにより、毎回ダストボックスを空にする手間が減り、数か月単位でゴミ捨て頻度を抑えやすくなります。
ロボット掃除機は「毎日動かせること」が価値ですが、使うたびにゴミ処理が必要では、便利さが半減します。
自動ゴミ回収機能があることで、掃除そのものだけでなく、掃除後の面倒まで減らせるのが魅力です。
忙しい人ほど、この差は体感しやすいでしょう。
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『Plus 575コンボ+』『Plus 505コンボ+』主な違い
ここからは、両機種の差がはっきり出るポイントを見ていきます。
共通機能だけを見るとかなり似ていますが、実際の使い勝手を左右するのはむしろここからです。
掃除のパワーを求めるのか、毛がらみのしにくさを重視するのか、家具下への入りやすさを優先するのかによって、評価は変わってきます。
違い① 吸引力(575は25,000Pa)
『Plus 575コンボ+』は25,000Paという強い吸引圧が明記されています。
これは上位モデルらしい分かりやすい強みで、細かなホコリだけでなく、カーペット奥に入り込んだゴミまでしっかり吸い上げたい人には魅力的です。
一方、『Plus 505コンボ+』はルンバ105と比較した倍率表記になっており、単純な数値比較はできません。
ただ、モデルの位置づけから考えると、吸引性能の面では『Plus 575コンボ+』のほうが一段上と見てよいでしょう。
特に、ペットの毛、砂っぽいゴミ、カーペットの多い部屋などでは、吸引力の差が清掃結果に現れやすいです。
床を軽く整えるだけでなく、しっかり取り切ることを重視するなら、『Plus 575コンボ+』の優位性は大きいです。
違い②メインブラシ
『Plus 575コンボ+』は毛とゴムを組み合わせたブラシを1本搭載しています。
対して『Plus 505コンボ+』はゴム製ブラシを1本搭載しています。
この違いは、単なる素材差ではなく、掃除の質とメンテナンス性に関わるポイントです。
毛を含むブラシは床面のゴミをかき出しやすい一方で、髪の毛やペットの毛が絡む可能性もあります。
逆にゴム製ブラシは毛がらみしにくく、お手入れのしやすさで有利です。
そのため、掃除性能をできるだけ高く求めるなら『Plus 575コンボ+』、毛の絡まりを減らしてメンテナンスを楽にしたいなら『Plus 505コンボ+』が向いています。
特に長い髪の毛が多い家庭や、換毛期のあるペットと暮らしている家庭では、この違いはかなり実感しやすいでしょう。
違い③ 壁ぎわ・隅の掃除
壁ぎわや部屋の角の清掃力では、『Plus 575コンボ+』のほうが一歩先を行く構成です。
このモデルは、特別な角度で設計された可動式のサイドブラシと、伸縮する回転モップを組み合わせることで、端のゴミや汚れを取り逃しにくくしています。
一方、『Plus 505コンボ+』も伸縮モップによって壁ぎわの拭き掃除には対応していますが、サイドブラシの動きという点では差があります。
部屋の角は、どうしてもホコリがたまりやすい場所です。
中央部分がきれいでも、端に残ったゴミが目につくと、掃除全体の満足感は下がってしまいます。
細かい部分まできっちり任せたい人には、『Plus 575コンボ+』のほうが安心感があります。
違い④ 乗り越え可能段差 (575は3.5cm乗り越え)
段差対応は、見落としがちですが実際の使い勝手に大きく関わります。
『Plus 575コンボ+』は最大約3.5cmの段差に対応しているのに対し、『Plus 505コンボ+』は約2cmです。
この差は、部屋の間のわずかな段差、ラグの厚み、敷居などに対する強さとして表れます。
家の中に2cmを超える境目がある場合、『Plus 505コンボ+』では行けない場所が出てくる可能性があります。
一方、『Plus 575コンボ+』なら、そうした場所も乗り越えて清掃範囲に含めやすくなります。
段差のある住まいでは、この違いだけで候補がほぼ決まることもあるため、購入前に自宅の環境を確認しておくのがおすすめです。
違い⑤ モップ洗浄
モップケアの質では、『Plus 575コンボ+』がかなり優秀です。
このモデルは、ステーションに戻ると75℃の温水でモップを自動洗浄し、その後45℃の温風で乾燥します。
汚れ落ちとニオイ対策の両面で有利で、特にキッチン周りの油汚れやベタつきが多い家では恩恵を感じやすいでしょう。
対して『Plus 505コンボ+』は常温水で洗浄し、乾燥は温風対応です。
通常の使い方なら十分役立つ機能ですが、モップをより清潔に保ちたい、頑固な汚れも想定している、という場合は『Plus 575コンボ+』のほうが魅力的です。
水拭きを頻繁に使う人ほど、この違いは見逃せません。
違い⑥ 洗剤自動投入
『Plus 575コンボ+』は専用洗剤をステーション内のカートリッジに入れておけば、自動で洗剤を投入できます。
これにより、その都度手動で計量したり、タンクへ入れたりする手間が省けます。
一方、『Plus 505コンボ+』には洗剤カートリッジがないため、専用洗剤を使う場合は手動で清水タンクへ入れる必要があります。
毎回の作業としては小さな差に見えますが、長く使うほど面倒さの違いが積み重なります。
少しでも完全自動に近い使い方をしたいなら、『Plus 575コンボ+』のほうが満足度は高くなりやすいです。
違い⑦ ロボット本体サイズ
本体サイズは、『Plus 575コンボ+』の大きな魅力のひとつです。
幅29.8cm、奥行30.3cm、高さ8.4cmとコンパクトで、『Plus 505コンボ+』よりもかなり小さく設計されています。
『Plus 505コンボ+』は幅35.1cm、奥行35.7cm、高さ10.6cmなので、家具下や脚まわりへの入りやすさでは明確な差があります。
狭い場所に入り込めるかどうかは、日々の掃除の取りこぼしに直結します。
テーブル下、椅子の脚の周囲、ソファ下、ベッド下など、人が掃除しにくい場所を任せたい人には、『Plus 575コンボ+』の小型設計はかなり魅力的です。

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違い⑧ ロボット本体重量
本体重量は、『Plus 575コンボ+』が約3.1kg、『Plus 505コンボ+』が約4.3kgです。
普段は自動で動かすため、重さは気にしない人も多いかもしれません。
しかし、別の階へ持って行く、掃除しにくい場所へ移動させる、本体を持ち上げてメンテナンスする、といった場面では軽さが効いてきます。
特に2階建て住宅や、複数フロアで使いたい家庭では、1kg以上の差は意外と大きいです。
取り回しまで含めて考えると、『Plus 575コンボ+』の軽さは地味ながら便利なポイントです。
まとめ
『Plus 575コンボ+』と『Plus 505コンボ+』は、どちらも吸引掃除と水拭きに対応し、自動ゴミ回収、自動給水、モップ洗浄、モップ乾燥までこなせる高機能ロボット掃除機です。
基本性能だけ見れば、どちらも日常の掃除負担をしっかり減らしてくれる実力を持っています。
共通機能としては、延びるモップ、SmartScrub、LiDARマッピング、カメラによる障害物回避、DirtDetect、カーペット検知、掃除方式の切り替え、アプリでのエリア指定、自動ゴミ回収などがあり、掃除の自動化レベルはかなり高いです。
そのうえで違いを整理すると、『Plus 575コンボ+』は吸引力、壁ぎわ清掃、段差対応、温水モップ洗浄、洗剤自動投入、小型軽量設計といった面で優れています。
一方、『Plus 505コンボ+』は、必要な機能をしっかり備えながら、ゴム製ブラシによる毛がらみのしにくさや、比較的選びやすい価格帯が魅力です。
つまり、どちらが優れているかというより、どこに価値を置くかで向き不向きが分かれる比較だと言えます。
掃除の質をとことん高めたい人には『Plus 575コンボ+』、コストとのバランスを見ながら十分な性能を求める人には『Plus 505コンボ+』が候補になります。
おすすめ機種
スペック重視で選ぶなら、やはり『Plus 575コンボ+』がおすすめです。
高い吸引力、壁ぎわや隅への強さ、3.5cmの段差対応、75℃温水によるモップ洗浄、45℃温風乾燥、洗剤自動投入、小型軽量ボディと、上位モデルらしい魅力がしっかりそろっています。
家具の多い部屋や、狭い隙間まで掃除してほしい家、床のベタつきまで丁寧にケアしたい家庭には特に相性がよいでしょう。
一方で、優れた障害物回避性能を備えつつ、コスパも意識したい人には『Plus 505コンボ+』が向いています。
ゴム製ブラシでお手入れしやすく、日常掃除をしっかり自動化したい人にとっては十分魅力的な選択肢です。
価格はセール時期によって逆転することもあるため、購入の最終判断では販売価格の確認も欠かせません。
機能差だけでなく、実売価格まで含めて比べることで、自宅に合った一台を選びやすくなります。
どちらも高性能なモデルだからこそ、自分の住環境と重視したいポイントに合わせて選ぶのが失敗しないコツです。
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