東芝の人気シリーズ「大清快」に属するRAS‑V402DRとRAS‑U402DRは、どちらも機能性に優れた高性能ルームエアコンとして注目されています。
しかし、似たような型番にもかかわらず、それぞれに異なる魅力と用途が存在するのが事実です。
本記事では、両モデルの違いを徹底的に比較しながら、ライフスタイルやニーズに応じた最適な選び方を提案していきます。
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RAS‑V402DRとRAS‑U402DRの特徴をチェック
RAS‑V402DRは、2025年発売の最新モデルとして、東芝が誇る最上位シリーズ「V‑DR」ラインに位置づけられています。
清潔性と快適性の追求がコンセプトで、無風感空調の改良やレーダーセンサーの強化など、技術的にも大きな進化を遂げています。
特に、体に直接風を当てないやさしい空調と、AIによる効率的な自動運転が特徴です。
一方のRAS‑U402DRは、2024年モデルで「U‑DR」シリーズに属する中~上位機の立ち位置。
価格帯は手頃ながら、フィルター自動清掃や空気清浄、スマートスピーカー対応といった便利機能を網羅しており、コストパフォーマンスの高さが魅力となっています。
両者とも14畳クラスを対象とし、200V電源や高温環境への対応、スマホ操作などの基本機能を共通して備えており、選ぶ際には細かい制御性や使い勝手が判断材料となります。
各モデルの主な機能と注目スペック
両モデルに共通する主な機能としては、外気温50℃対応能力、フィルター自動お掃除、PM2.5対応の空気清浄、AI自動運転、スマホ連携(IoLIFE対応)、スマートスピーカー(Alexa・Google)連携などが挙げられます。
加えて、除湿・衣類乾燥・快適気流制御・新冷媒R32の採用と、最新の住宅ニーズに対応する装備が揃っています。
特にV402DRでは「無風感ルーバー」が改良されており、従来比で約30%風速を抑えることで、風当たりを感じさせない快適な室内環境を実現。
また、レーダー節電運転により、部屋にいる人の位置や動きを感知しながら省エネを図る機能も魅力です。
U402DRも同様に、無風感空調やUV除菌、除湿機能などを搭載しており、快適性や清潔性に配慮された設計となっています。
スペックと電気料金の目安
基本的な冷暖房能力においては、両モデルは完全に一致しています。
- 冷房能力(定格):4.0kW
- 暖房能力(定格):5.0kW
- 低温暖房能力(外気2℃時):8.9kW
- 冷房消費電力:965W
- 暖房消費電力:1,040W
サイズも同一で、室内機は幅798×高さ295×奥行386mm、室外機は幅863(+67)×高さ713×奥行320(+46)mm。
重量は室内機19kg、室外機49kgです。
年間消費電力量は1,066kWhで、電気料金の目安は約28,800円(1kWh=27円で試算)とされています。
消費効率(APF)は7.1で、省エネ基準もクリアしています。
発売時期と価格帯の違い
RAS‑V402DRは2025年10月下旬発売予定で、価格は概ね33万円〜38万円前後(工事費別)で予約受付中です。
一方、RAS‑U402DRは1年前の2024年10月に発売されており、現在は21万円〜25万円程度で流通しています。
つまり、同じ出力でありながら、発売時期に1年の差があり、価格も10万円以上の差が存在するのが特徴です。
技術面の進化を取るか、コスト重視でいくかが判断の分かれ道です。
デザインとカラー展開について
どちらのモデルも、シンプルで清潔感のあるホワイトを基調としたデザインです。
大きな外観上の違いはなく、リビングにも寝室にも調和しやすい設計です。
ただし、V402DRでは無風感ルーバーが新たにデザイン改良されており、吹き出し口まわりの処理や操作性においてわずかな違いがある可能性があります。
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V‑DRシリーズの他モデル展開
RAS‑V402DRは4.0kW出力モデルですが、同じシリーズ内には5.6kW、6.3kW、7.1kW、8.0kWといった上位機種もラインナップされています。
これにより、部屋の広さや設置環境に応じた柔軟な選択が可能で、特にLDKのような広めの空間では、上位モデルの導入も有効な選択肢となります。
パフォーマンス比較:冷暖房能力と静音性
前述の通り、冷暖房能力における数値上の違いは見られません。
しかし、快適性において差が出るのは制御技術と静音性能です。
RAS‑V402DRの室内機・冷房運転時の騒音レベルは64dB、室外機が63dBとされており、比較的静かに運転します。
一方、U402DRは公式に明示された騒音数値が見当たらず、静音性に関してはV402DRの方がより緻密な設計といえるでしょう。
操作性と便利機能の違い
両モデルとも、IoLIFEアプリを通じてスマホ操作が可能で、AI自動運転や快適気流制御なども搭載されています。
リモコンのUIやレスポンス速度、細かな操作性では、V402DRのほうがより繊細な制御が可能とされ、無駄のない省エネ運転に寄与する設計となっています。
ユーザーの声と実際の使用感
RAS‑U402DRユーザーからは、「風当たりがやさしい」「空気清浄力が高い」といった評価が多く聞かれます。
一方、V402DRはまだ市場に出たばかりのため口コミが少ないものの、上位機としての完成度には期待が高まっています。
省エネ性・メンテナンス性の実感
どちらのモデルも年間消費電力量は同じで、省エネ基準を満たす性能を有しています。
ただし、実際の節電効果は、居住環境や運転設定、センサーの反応精度に左右されます。
メンテナンスに関しては、自動お掃除機能が日常の手入れ負担を軽減してくれる一方で、高性能化に伴う故障時の修理費や部品代についての不安も一部で見られます。
導入時に考えるべき選び方のポイント
快適性・静音性・長期利用の安心感を重視するならV402DR、価格重視で必要十分な性能を求めるならU402DRが選択肢となります。
また、小さなお子様や高齢者のいるご家庭では、風を直接当てない無風感制御の有無が選定のポイントになります。
設置・購入時の注意点
設置工事の際は、配管の長さや高低差、電源の仕様、室外機設置スペースの確認が不可欠です。
また、エアコンの本来の性能を発揮させるためには、施工業者との入念な打ち合わせが欠かせません。
購入を賢く進めるテクニック
- 発売直後の高値時期を避ける
- ポイント還元キャンペーンやキャッシュバックの活用
- 旧型モデルの下取りサービスを検討
- 設置費用込みの総額比較を行う
総合評価とまとめ
RAS‑V402DRとRAS‑U402DRは、どちらも優れた機能性を誇ります。
価格帯・機能の幅・操作性など、どこに重きを置くかによって最適な選択が異なります。
最新技術を体験したい方、将来的な資産価値も視野に入れたい方にはV402DRを。
一方、手頃な価格で高性能を求める方にはU402DRがベストな選択肢となるでしょう。
両モデルを正しく比較し、自分の暮らしに最適な一台を選んでください。
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