KI-WX70とKI-TX75の違いを比較すると、基本性能や便利機能を重視するならKI-TX75、新しいnanoHDフィルターやペット対応を重視するならKI-WX70が選びやすいです。
KI-WX70は2026年度モデルですが、2024年度の上位75クラスであるKI-TX75より、すべての性能が高いわけではありません。
この記事では、空気清浄能力、加湿量、フィルター、AI機能、電気代、価格の違いを整理し、自分にはどちらが合うのか迷っている人が購入前に判断できるよう比較します。
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KI-WX70とKI-TX75の違いは?結論から比較
結論からいうと、空気清浄や加湿の基本性能、便利機能、価格まで含めて選ぶならKI-TX75が有力です。
一方、2026年度モデルならではのnanoHDフィルターやペット対応電源コードに魅力を感じるなら、KI-WX70を選ぶ理由があります。
「新しいWX70のほうが全部上なのでは」と思いやすいところですが、KI-WX70は2026年度の70クラス、KI-TX75は2024年度の75クラスであり、単純な新旧モデルの関係ではありません。
| 比較ポイント | KI-WX70 | KI-TX75 |
|---|---|---|
| 年度モデル | 2026年度 | 2024年度 |
| 最大風量 | 7.0m³/分 | 7.5m³/分 |
| 最大加湿量 | 750mL/h | 900mL/h |
| 集じんフィルター | nanoHDフィルター | 静電HEPAフィルター |
| AIモニター | TX75型の機能なし | あり |
| AI AUTO | 公式ページに搭載記載なし | あり |
| 加湿内部洗浄 | 公式ページに搭載記載なし | あり |
| ペット対応電源コード | あり | 公式製品ページに搭載記載を確認できず |
| 本体サイズ | 395×265×650mm | 395×265×650mm |
| 質量 | 約12kg | 約12kg |
性能とコスパ重視ならKI-TX75が有力
KI-TX75は2年前のモデルですが、最大風量7.5m³/分、最大加湿量900mL/hと、空気を動かす力と加湿力ではKI-WX70を上回ります。
プラズマクラスターNEXTの適用床面積も、KI-WX70の約16畳に対してKI-TX75は約18畳です。
冬の夜、20畳前後のリビングで暖房を使いながら「加湿もできるだけしっかり任せたい」と考えるなら、150mL/hの加湿量の差はチェックしておきたいポイントです。

比較☆比べるを徹底調査
KI-TX75にはAIモニター、AI AUTO、加湿内部洗浄、フラットトレーも備わっており、毎日の使い勝手まで含めると75クラスらしい装備があります。
発売年だけを見てKI-WX70のほうが上位だと判断すると、購入後に「欲しかった機能がTX75にしかなかった」と気づく可能性があります。
価格面でも興味深い逆転があります。
2026年9月10日の調査では、市場価格はKI-WX70-Wが約87,800円だったのに対し、KI-TX75-Wは約54,690円でした。
価格は日々変わりますが、調査時点では型落ちのKI-TX75のほうが約3.3万円安く、基本性能はむしろ高いという状態です。
最新モデルであることにこだわらず、性能と購入価格のバランスを優先するなら、まずKI-TX75から検討するのが分かりやすい選び方です。
最新フィルターとペット対応ならKI-WX70
KI-WX70を選ぶ大きな理由は、新開発のnanoHDフィルターとペットを意識した新しい仕様です。
nanoHDフィルターは、0.003μmの微小粒子を99.9%以上捕集するとシャープが案内しており、0.3μm粒子についても99.97%以上の集じん性能があります。
KI-TX75の静電HEPAフィルターも0.3μm粒子を99.97%以上集じんするため、単純に割合の数字だけを並べて優劣を決めることはできません。
0.003μmの99.9%と0.3μmの99.97%では試験対象の粒子サイズが異なるため、「99.97%のTX75のほうが上」と読むのは誤りです。
なお、0.003μmの数値はフィルター単体の性能であり、部屋全体の微小粒子を同じ割合で除去することを意味するものではありません。
もう一つの違いが、KI-WX70に採用された苦味成分入りのペット対応電源コードです。
たとえば、留守番中の犬や猫がコードに興味を示しやすく、「空気清浄機を置きたいけれど電源コードへのいたずらが気になる」という家庭では見逃しにくい差になります。
KI-TX75については、調査した公式製品ページで同じペット対応電源コードの搭載記載を確認できなかったため、「TX75には絶対にない」とまでは断定しません。
微小粒子への新しいフィルター性能やペットとの暮らしを重視する人には、KI-WX70ならではの選ぶ理由があります。
空気清浄・加湿・AI機能はKI-TX75が優勢
基本性能を数字で比べると、KI-TX75は最大風量と最大加湿量の両方でKI-WX70を上回ります。
AIモニターやAI AUTO、加湿まわりのお手入れ機能まで備えているため、広めの部屋で一年を通して使いたい人ほど違いを感じやすい構成です。
ただし、空気清浄の適用床面積は測定基準が変わっているため、表示されている畳数だけをそのまま比較しないようにしてください。
最大風量と加湿量はKI-TX75のほうが高い
空気清浄時の最大風量は、KI-WX70が7.0m³/分、KI-TX75が7.5m³/分です。
8畳を清浄する時間はどちらも9分ですが、強運転時に確保できる最大風量ではKI-TX75が一歩上です。
空気清浄適用床面積を見るときには、2026年に改正されたJEM1467の影響に注意が必要です。
KI-WX70は新しいJEM1467:2026基準で21畳、従来のJEM1467:2015基準では31畳と掲載されています。
一方、KI-TX75は従来基準で34畳です。
そのため、KI-WX70の21畳とKI-TX75の34畳だけを比べて「TX75は約1.6倍も広い部屋向け」と判断してはいけません。
同じ旧基準でそろえれば31畳対34畳となるため、差は見た目ほど大きくありません。
「商品ページを見たら畳数が大きく違う。WX70はかなり性能が低いのかな」と戸惑った人も、ここは規格変更による表示差だと分かれば比較しやすくなります。
加湿性能の差は、もっと明確です。
| 加湿性能 | KI-WX70 | KI-TX75 |
|---|---|---|
| 最大加湿量 | 750mL/h | 900mL/h |
| プレハブ洋室 | 21畳 | 25畳 |
| 木造和室 | 12.5畳 | 15畳 |
| タンク容量 | 約3.2L | 約3.2L |
最大加湿量はKI-TX75が900mL/hで、KI-WX70より150mL/h多くなっています。
乾燥しやすい広いリビングや、暖房を長時間使う家庭ではKI-TX75の加湿性能が選ぶ理由になりやすいです。
ただしタンク容量はどちらも約3.2Lなので、最大加湿量が大きいKI-TX75ほど必ず給水回数が少なくなるわけではありません。
実際の水の減り方は、室内湿度や運転モード、部屋の条件によって変わります。
AIモニターや加湿内部洗浄もKI-TX75に搭載
KI-TX75は、単に風量や加湿量が大きいだけではありません。
AIモニターでは室内1Lあたりの粒子数の目安を表示し、過去30分の粒子数の変化も本体で確認できます。
料理を終えたあとや掃除機をかけたあと、「ちゃんと空気がきれいになっているのかな」と本体を確認したい人には分かりやすい機能です。
AI AUTOでは粒子数に応じて11段階で風量を制御し、室内の状態に合わせて自動運転します。
KI-WX70にも汚れを検知して運転を調整するおまかせ運転がありますが、KI-TX75と同じAI AUTOの搭載は公式製品ページで確認できません。
加湿のお手入れでも差があります。
KI-TX75には、クエン酸と水を使って加湿フィルターを回転させながら洗う加湿内部洗浄があり、トレーも凹凸や角を減らしたフラット形状です。
加湿内部洗浄を使ったあとはすすぎ洗いが必要で、クエン酸も別途用意しますが、冬のあいだ加湿機能を頻繁に使う家庭ではお手入れを助ける機能になります。
KI-WX70の公式加湿ページでは、KI-TX75と同じ加湿内部洗浄やフラットトレーの搭載記載を確認できません。
両機ともAg⁺イオンカートリッジを採用していますが、加湿フィルターやトレーの掃除まで考えると違いは小さくありません。
空気清浄の強さ、加湿力、運転の自動化、お手入れのしやすさをまとめて優先するなら、KI-TX75のほうが条件に合いやすいです。
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KI-WX70を選ぶメリットは新フィルターとペット対応
基本性能ではKI-TX75が優勢ですが、KI-WX70にはnanoHDフィルターとペット対応電源コードという、2026年度モデルならではの強みがあります。

比較☆比べるを徹底調査
「せっかく買うなら新しい技術を選びたい」「犬や猫と暮らしている」という人は、この2点を軸に比べると判断しやすくなります。
nanoHDフィルターは0.003μm粒子の捕集性能を明示
KI-WX70で大きく変わったのが、新開発のnanoHDフィルターです。
シャープによると、nanoHDフィルターは0.003μmの微小粒子を99.9%以上捕集し、0.3μm粒子についても99.97%以上集じんします。
KI-TX75は静電HEPAフィルターを搭載し、0.3μm粒子を99.97%以上集じんする仕様です。
| フィルター比較 | KI-WX70 | KI-TX75 |
|---|---|---|
| 集じんフィルター | nanoHDフィルター | 静電HEPAフィルター |
| 0.003μm粒子 | 99.9%以上捕集 | 同等条件の公式記載を確認できず |
| 0.3μm粒子 | 99.97%以上集じん | 99.97%以上集じん |
| 交換目安 | 約10年 | 約10年 |
ここで注意したいのは、0.003μmの99.9%と0.3μmの99.97%を、数字の大小だけで比較できないことです。
対象となる粒子サイズが違うため、99.97%という数字だけを見てKI-TX75のフィルターが上だとは判断できません。
反対に、nanoHDフィルターを搭載しているからKI-WX70があらゆる集じん性能で上だと断定できる直接比較データも、今回の資料では確認できません。
仕事から帰宅して空気清浄機のスペックを見比べていると、「結局、どっちのフィルターが上なの」と迷いますよね。
判断のポイントは、KI-WX70では従来より小さな0.003μm粒子について捕集性能が明示されたという点です。
なお、99.9%という数値はフィルター単体の性能で、室内にある0.003μm粒子を同じ割合で除去できるという意味ではありません。
微細な粒子への対応を重視し、新しい集じん技術に価値を感じるならKI-WX70が候補になります。
ペット対応電源コードはKI-WX70ならではの特徴
犬や猫と暮らす家庭では、KI-WX70のペット対応電源コードも見逃せない違いです。
KI-WX70の電源コードには安全な苦味成分が配合されており、ペットによる噛みつきなどのいたずらを意識した仕様になっています。
たとえば、リビングに空気清浄機を置きたいものの、「留守番中に猫がコードをかじらないかな」と気になる家庭なら、こうした対策は選択材料になります。
KI-TX75については、確認した公式製品ページに同じペット対応電源コードの搭載記載がないため、非搭載と断定するのではなく、公式上では確認できないと捉えるのが正確です。
両機ともCOCORO AIRのペット専用運転に対応しているため、ペット向け機能そのものがKI-WX70だけにあるわけではありません。
KI-WX70では、浮遊したイヌ・ネコ由来アレル物質への作用抑制効果も公式ページに掲載されています。
ただし、これは所定の試験空間で確認された結果であり、実際の家庭でも同じ効果になることを保証するものではありません。
ペット臭への効果をKI-TX75と直接比較した試験結果も今回の資料では確認できないため、「ペットがいるなら必ずWX70のほうが空気をきれいにできる」とまでは言えません。
ペットがコードに触れる心配があり、最新のフィルター性能も重視するなら、KI-WX70を選ぶ理由は明確です。
価格・電気代・サイズなど購入前の違いを比較
購入直前に比べたい価格や設置性まで見ると、調査時点ではKI-TX75のコストパフォーマンスがかなり高い状態です。
本体サイズと重さは両機で同じなので、置き場所ではほぼ差がなく、価格やカラー、アプリ機能などが最終判断のポイントになります。
| 購入前の比較項目 | KI-WX70 | KI-TX75 |
|---|---|---|
| 2026年9月10日の実売参考 | 約87,800円 | 約54,690円~ |
| 空気清浄「強」の消費電力 | 69W | 76W |
| 「強」の電気代目安 | 約2.1円/時 | 約2.4円/時 |
| 「強」の運転音 | 51dB | 52dB |
| 「静音」の運転音 | 20dB | 20dB |
| 本体サイズ | 395×265×650mm | 395×265×650mm |
| 質量 | 約12kg | 約12kg |
| タンク容量 | 約3.2L | 約3.2L |
| カラー | ホワイト系 | ホワイト系・グレー系 |
| COCORO AIR | 対応 | 対応 |
| 運転カスタマイズ | 非対応 | 対応 |
| アプリのタイマー機能 | 非対応 | 対応 |
まず注目したいのが、本体価格です。
2026年9月10日の調査では、価格比較サイトでKI-WX70-Wが約87,800円、KI-TX75-Wが約54,690円でした。
約3.3万円安いKI-TX75のほうが、最大風量や最大加湿量では上という逆転が起きています。
土曜の夜に家電を買い替えようとネットショップを見て、「新しいWX70よりTX75のほうがこんなに安いのはなぜ」と不安になる人もいるでしょう。
KI-TX75は2024年度モデルなので、発売から時間がたったことで市場価格が下がっていると見ると分かりやすいです。
実売価格は日々変動するため、約87,800円と約54,690円という金額は2026年9月10日時点の参考価格として見てください。
購入時には、その日の販売価格をあらためて確認する必要があります。
電気代ではKI-WX70がわずかに有利です。
空気清浄の強運転では、KI-WX70が69Wで約2.1円/時、KI-TX75が76Wで約2.4円/時となっています。
運転音も強運転では51dBと52dBで、KI-WX70のほうが1dB低い仕様です。
一方、静音運転はどちらも20dBなので、就寝時のスペック上の騒音値には差がありません。
最大運転時の省エネ性を優先するならKI-WX70ですが、本体価格の差まで含めると調査時点ではKI-TX75のほうが費用面のメリットは大きいです。
設置性については迷う必要がほとんどありません。
両機とも幅395mm、奥行265mm、高さ650mmで、質量は約12kgです。
タンク容量も約3.2L、電源コードも約1.8mで共通しており、ストッパー付きキャスターも備えています。
「TX75は性能が高いぶん大きいのでは」と心配していた人でも、同じスペースで比較できます。
見た目ではカラーに差があり、KI-WX70はホワイト系のみ、KI-TX75はホワイト系とグレー系から選べます。
家具や家電をダークカラーで統一している家庭なら、グレー系を選べるKI-TX75のほうが合わせやすいでしょう。
スマホ連携は両機ともCOCORO AIRに対応しますが、機能の範囲には差があります。
KI-TX75では汚れの検知しやすさや加湿の強さを調整する運転カスタマイズに対応し、曜日や時間ごとに運転を設定するタイマー機能も利用できます。
2026年度のKI-WX70は、現行のCOCORO AIR機能表では運転カスタマイズとタイマー機能が非対応です。
「新しい機種ならアプリ機能も多いはず」と思い込むと、ここでも選択を間違えやすいので注意してください。
クラウドサービスの内容は将来変更される可能性があるため、アプリ機能を購入理由にする場合は最新の公式対応表も確認しておくと安心です。
価格、カラー、アプリ機能まで含めて比べるとKI-TX75が有利な項目は多く、KI-WX70は省電力性や最新仕様を重視する人向けという違いが見えてきます。
KI-WX70とKI-TX75の違いを踏まえたおすすめの選び方
性能と価格のバランスを重視するならKI-TX75、新しいフィルターとペットへの配慮を優先するならKI-WX70がおすすめです。
発売年だけで決めるのではなく、自分が空気清浄機に求める機能を基準に選ぶと後悔しにくくなります。

比較☆比べるを徹底調査
- KI-TX75がおすすめの人:最大風量や加湿量を重視する人、広めの部屋で使う人、AIモニターやAI AUTOを使いたい人、加湿のお手入れを楽にしたい人
- KI-WX70がおすすめの人:nanoHDフィルターに魅力を感じる人、0.003μm粒子へのフィルター性能を重視する人、ペット対応電源コードが欲しい人、2026年度モデルを選びたい人
「新しい機種だからWX70にしよう」と決めるより、加湿性能や便利機能まで必要ならTX75、WX70独自の新仕様に価値を感じるならWX70と分けて考えるほうがシンプルです。
特に実売価格は変動するため、購入直前には両機の販売価格をもう一度確認してください。
迷って決め手がない場合は、基本性能が高く便利機能も多いKI-TX75を先に検討し、nanoHDフィルターやペット対応電源コードが必要ならKI-WX70へ切り替える選び方が分かりやすいです。
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